PCB含有電気工作物

古いビルのリニューアルをするときに電気設備として注意が必要なことの一つに「PCB含有電気工作物」があります。PCBとは「ポリ塩化ビフェニル」のことで絶縁性の高さから変圧器やコンデンサーなどの絶縁油として用いられていました。生体に対して毒性が高く発がん性やホルモン異常を引き起こすことが分かっています。

下の写真は左側が変圧器で右側がコンデンサーです。PBC含有の疑いありと電気主任技術者より警告のシールが貼られている状況です。

1953年から1972年にかけて変圧器やコンデンサーにPCBを使用した絶縁油が用いられていつことがあり製造メーカーに問い合わせるなど確認が必要となります。PCB含有が確認されたらPCB含有電気工作物となり「PCB特措法」や「電気事業法」に基づいた対応が求められます。詳しくは下記に経済産業省及び日本電機工業会のURLを記載しましたのでご確認下さい。

参考URL:経済産業省・PCB含有電気工作物 https://www.meti.go.jp/policy/safety_security/industrial_safety/sangyo/electric/detail/pcb.html

参考URL:日本電機工業会 https://www.jema-net.or.jp/Japanese/pis/pcb/pcb_hanbetsu.html

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