CADの普及
弊社の設計で使っているアプリケーションソフトをブログの中でご紹介していきたいと思います。
まずはCADの普及についてお話ししていきたいと思います。
CAD(キャド)はコンピューター支援設計(computer-aided design)のことで、1990年頃まで手書きによる作図(ドラフターや平行定規など)からコンピューターの性能向上やオペレーションシステム(OS)のグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)の採用などにより、徐々に設計事務所でCADシステムの導入が進みました。
昔話で恐縮ですが設備設計事務所勤務時代Windows95が1995年8月24日に発売されましたが、その後会社もAutodesk社のAutoCAD R13を導入しインストラクターの方に操作方法やカスタマイズについて教えていただいた時はワクワクしながらCADをマスターしていった記憶があります。今も変わらずコマンド入力やカスタマイズの方法が役立っています。
一方でJW-CAD、DRA-CAD、MiniCAD(VectorWorks)など様々なCADシステムが普及しました。CADシステム毎にファイル形式が異なるためDXFファイル(Drawing Exchange Format)と言う共通ファイル形式に変換しながらデーターの受け渡しを行います。その際に文字化けや図形の欠陥などで大変苦労しました。かなり改善されたものの25年経った今でも文字化けなどは多少あります。(笑)